今年二回目の立て込み参戦!
人員削減売り上げ維持の結果、やっぱっしかー
俺の出番がどーも多くなりそうだな 😎
写真は金物仕口と宙舞う梁?
いっぷく時間、軸組み工法の移り変わりを大工と考えてみた。
1,昔は手で仕口を刻む~2,機械で仕口を刻む~3,金物仕口に成る…
この建物は2、と3、のハイブリットだが、どれがいいのかなーって話。
ツーバイか在来かの分かれ道で在来選んだ俺が居た…
釘を使わず建物建てるのが理想をと唱えてきた日本古来の在来工法、
その思想で育った俺はもともと金属系は好かん訳だが釘留めが命のツーバイ、
そこは迷わず在来選んだわけだが、金物仕口は判断に苦しんでいる?
もともと在来工法は土台/柱/梁を木と木の仕口で組上げる
土台/柱/梁はあるのだが、コレを金物で繋ぐ金物在来…
木と木と繋ぐ場合、木と木の接合表面積や接合長さの大きいほうが上等とされる、
蟻仕口<鎌仕口<追っかけ込み栓仕口 みたいな。
金物工法の接合は表面積も接合長さもZERO、金物で渡り繋ぐ、
早い/精度イイ/硬い?かな?初期強度?一次強度…
木と鉄の相性は? ココまで来ると答え出そうで出ないんだ!
昨今の職人不足、仕事は時間との戦いだし、精度高いと仕事楽だしさー
ムズイ 😯 写真の宙舞う梁、中心で吊って水平なんだけど
無垢だったら中心吊りだと木元が絶対重いんだ、集成材はほぼ均等なんだね?
テクニカルウッドに金物接合VS無垢材に手加工の仕口、
後者が理想に決まってるんだけどここが一番難しく、こだわりに繋がり、
俺の周りでもこだわり貫いた工務店は全滅してて商売に相反するkodawariを感じる。
最先端とかテクニカルとか売りにすればいいんだと思うけど、時代に逆らいたい俺もいて。
正直、無垢材を手刻みで人力で組上げる仕事をやりたい俺、それやったら?
たぶん俺死ぬね!(笑)